宇宙を放浪し、航行中の宇宙船や近傍の惑星から略奪を行う宇宙の海賊。
故郷の星は超新星爆発によってとうに消滅した。
好戦的な種族で、他種族との共生という概念はない。
故郷の消滅がトラウマとなって、もはや天変地異の不安がつきまとう惑星上にとどまるつもりはない。
彼らの進む道は他から奪うか自ら滅びるかしかないのだ。

怪獣デザイン

今回の宇宙人は、独特な形をした江戸時代の兜「黒漆塗割蛤兜(くろうるしぬりわれはまぐりかぶと)」をもとに考えました。
これは割れたはまぐりをモチーフにした兜で「甲斐のある働きをする」という意味があり、貝をモチーフにしたデザインは時々甲冑に見られるそうです(註1)。
しかしできあがってみたら、日本の兜をモデルにしたにもかかわらず、黒い頭部がまるで帽子をかぶった海賊のように見えたのはとても意外。
そこから「宇宙海賊」という別名が自然に浮かび、上のような物語が生まれました。
好戦的で他から奪うか自ら滅びるかしか道はないという彼らのありさまは「ウルトラマンジード」の宇宙ゲリラ・シャドー星人から拝借しました。
ネーミングはあさりやはまぐりなど小型食用二枚貝の総称である「clam」から。

参考記事

(註1)甲冑・武具 MORISAKI / メディア協力「BASARA」展 (アクセス:2017/11/08)

(公開日:2017/11/08)