またの名を頬袋(ほおぶくろ)怪獣ともいい、顔の左右から飛び出た巨大な頬袋が特徴。

左の頬袋には濃塩酸、右の頬袋には濃硝酸が大量に詰まっており、鼻先からそれぞれの液体を噴射すると、両者は空気中で混合し、橙色の恐ろしい溶解液、王水となって敵にふりかかる。

頭頂部から伸びた突起は、重い頭を安定させるバランサーの役目をしている。
頬袋は中身が減ると萎んでしまうため、残量が敵にわかってしまうのが難点だ。(ただし時間がたてば元にもどる)

今回は頬袋が特徴であるリスやハムスターなど齧歯目(げっしもく)がモチーフの怪獣です。ほ乳類の怪獣なので、イノシシ、ゾウ、モグラ、キリン(角)などのイメージも取り込んでいます。

怪獣伯爵夫人(妻)のワンポイントアドバイス

下描きの段階で、この怪獣を見た妻から「今回の怪獣は男っぽい感じがする。アロンやサドラのような渋い色で全身を塗れ。目立つ色をワンポイントで入れろ」というアドバイスを受けました。そこで、体はグレーがかった青色にまとめ、頬袋などの特徴的な部分に赤や黄色を入れたところ、この怪獣の個性がより際立つ結果となりました。怪獣のタイプによって色を使い分ける妻の絵に対する感性はなかなか鋭く、その通りに描くと必ずよくなります。

今回の怪獣はわずか1時間程度でアイディアをまとめることができました。「絵にノリがあって、バランスがよく、いつものことながらシンプルで分かりやすくていい」と妻に誉められました。

怪獣デザイン

(公開日:2009/01/15)