地下の岩盤層から出現した地底怪獣。

上あごの角と、丸ノコのように高速で回転する下あごの歯(刃)で、硬い岩盤を粉砕し、地底を掘り進む重機のような怪獣だ。
全身が鋼鉄のように硬く非常に頑丈で、どんな攻撃にもビクともしない。

今回の怪獣は、古生代ペルム紀に生息したヘリコプリオンという海の生物をヒントに考えた怪獣です。
ヘリコプリオンの丸ノコに似た下あごが、ただの古代生物にしておくには勿体ないほど怪獣的だと思い、そっくりそのまま取り入れました。
グロンケン(帰ってきたウルトラマン)やソーンガー(メガロマン)など、体の一部が丸ノコと化している怪獣は今までにも色々いましたが、いかにも取って付けたような感じがするのと、体の一部が回転するという点に生物らしからぬ不自然さを感じ、私はあまり好きではありませんでした。その点ギルカークは、丸ノコ部分と生体部分が自然に融合し、実際の生物のようにも見える点がポイントだと思います。

ネーミングの由来は「ノコギリ」と「カーク(kaak=オランダ語であご)」より。怪獣伯爵夫人(妻)が名付けました。

怪獣伯爵夫人(妻)のコメント

上半分がシャープな魚で下半分はどっしりとした重量感のある恐竜体型、しかも膝つき。あごのノコギリと鉄のような体でどんな戦いをするんだろうね。誰も怪獣化していない古代生物をモチーフにした点がポイントだ。さすが物知り博士。頭のいい人が考えそうな怪獣って感じがする。どの怪獣も品格あるデザインだ。将来は画集を出せるね!

怪獣デザイン

(公開日:2010/11/18)