3億年の眠りから目覚めた古代怪獣。

怪獣界随一の力持ちで、500万度の熱やどんな衝撃にも耐える頑丈な皮膚が自慢。
体内の構造が地球のと似ており、血液の代わりに液体状の鉄とニッケルが流れ、周囲に強力な磁場を形成する(註1)。

口からは超高温のプラズマ光線を発し、あらゆるものを焼き尽くす。

地球環境を破壊する者(怪獣や人類)を一掃し、生態系のバランスを保つために、地球自身が生み出した地球の分身。すべての怪獣や人類の天敵ともいえる存在で、生態系の頂点に立つ怪獣だ。

「怪獣デザイン館」2年目突入にして、やっとゴモラやゴルザのような「シリーズの顔」にふさわしいカッコイイ怪獣ができました。カッコイイ怪獣の条件とは、シンプルでありながら、一度見たら忘れられない風貌の持ち主でなければならないと思うのですが、今まで何度もそういう怪獣を描こうと試みては、失敗に終わっていました。シンプルにしようとすればするほど、なぜか必ずゴモラに似てしまうのです。

それが今回このような怪獣が出来上がったのは、全くの偶然です。最初は散々苦心しながら違う怪獣を描いていたのですが、何気なく頭部の角と耳を一体化してみたところ、ゴモラでもなくバラゴンでもないオリジナルな風貌の怪獣が出来上がったので「これはイケル」と思い、体の部分は簡略化して、ご覧のようなデザインにまとめました。物凄く懐かしい感じの怪獣なのですが、決して今までいなかった怪獣です。

この怪獣を見た妻は「耳がいいね。今までに見たことのない怪獣だね。そういう色の怪獣好き」と誉めてくれました。「妻の耳がよくなるように」との願いをこめて描きました。

怪獣デザイン

参考文献

(註1)同じような設定の怪獣に「神の獣」(巴啓祐 / 講談社モーニングKCデラックス)に登場するオーガがあります。そちらはもっと複雑ですが…

(公開日:2009/10/23)