数百万年もの間、地底の洞穴でひっそりと生き長らえてきた謎の生物。
人類の手による放射性廃棄物の地層処分により突然変異を起こし、地上へ現れたのだ。

洞穴生まれなので暗がりを好むが、たとえ日中であっても太陽光を遮断する特殊なシールドを張り巡らせ、周囲を極夜の世界に変えて活動することができる。

体内にストロンチウムを大量に蓄積しているため、飛膜の部分が常に燐光を放っている。
怒ると燐光が輝きを増し、プラズマを放電して敵や障害物を焼き尽くす。
(その際には瞬膜が閉じて目を保護する)

暗がりで物を見分ける桿体細胞が非常に発達し、目の感度は人間の百万倍にも及ぶ。
時速400キロで空を飛び、知能は人類に匹敵するほど高い。

怪獣デザイン

今回の怪獣は、翼の向きが上下逆さまになったらどんな姿の怪獣ができるだろうかと思ったことから誕生しました(下図)。

gorosuke-wing

決してフクロウ(ミミズク)の怪獣を意図したわけではなく、試行錯誤を繰り返した末に、上の図のように翼と頭を一体化させ、何気なく飛膜の部分に目玉を入れてみたところ、突然偶然こんなフクロウのような怪獣が目の前に現れたのです。(まさに今回誕生するのが必然であったかのように!)
私の意志とは無関係に誕生した怪獣です。
「おまえはどこから来たんだ?」と思いましたね。

フクロウをモチーフにした怪獣、怪人といえば、言われなければフクロウとはわからないカプセル怪獣ウインダム(ウルトラセブン)を皮切りに、約2か月遅れで登場した梟怪獣ガッポ(仮面の忍者 赤影)、フクロウなのになぜか「クェ~コォ~」と鳴く死人ふくろう(変身忍者 嵐)、ミミズクそのまんまのフクロウ男(仮面ライダー)等、挙げればキリがありませんが、ウインダムを除けばいずれも「羽毛に包まれたフクロウ」の姿にとらわれ過ぎではないかと思います。

その点、夜光怪獣ゴロスケは、羽毛もなく、体の形もフクロウからは遠くかけ離れていますが、どこから見てもフクロウそのもの、まるでフクロウの本質を抽出したような傑作なデザインだなあと、自分でもとても気に入りました!

また、夜の世界の怪獣でありながら、周囲を明るく照らすところもミソ。
我が家の怪獣アドバイザーである怪獣伯爵夫人(妻)の「蓄光ソフビのような怪獣にしたらいいんじゃない?」という一言に触発されて考えました。妻の人生を明るく照らす怪獣となりますように。

「ゴロスケ」というネーミングは、フクロウの鳴き声を日本語に置き換えた表現である「五郎助奉公」(フクロウ – Wikipedia)より。

(公開日:2015/03/10)