「一願成就」の神様として知られる兵庫県の鹿島神社より出現した怪獣。
厄除けや無病息災を願う参拝客の想念が、鹿島神社の名物である柏餅に宿って生まれた怪獣だ。

全身からカシワの葉の芳香を放ち、人間をリラックスした気分にさせる。
だが、口から吐く香気成分(オイゲノール)を凝縮したガスには注意が必要だ。
オイゲノールの効果によって、怪獣の通過したあとはカビや細菌類が死滅し、敵は一瞬で意識を失う。

葉によって光合成を行いデンプンを合成、デンプンは餅状になって背中や手足に蓄積されている。
(魚の稚魚が備えているヨークサックという器官と同様のものだ)
また、餅の中にはデンプンが変質した高カロリーの餡が詰まっており、怪獣のパワーの源となっている。
大変美味で、人間が好きなだけつまんで食べることもできる。

人間の願望が生み出した怪獣なので、人間を災害などから救ってくれるが悪人には容赦しない。

怪獣デザイン

今回の怪獣は、柏餅を横にすると葉っぱの縁のギザギザが怪獣の背びれみたいだな、と思ったことから閃いたものです。実際の柏餅の葉っぱの縁は、ギザギザというよりむしろ丸みがありますが、怪獣なのであえて尖らせてみました。
大抵の柏餅のキャラクターは帽子をかぶったように葉っぱが上になっているので、自分でもこれは面白いと思い仕上げました。

(公開日:2017/01/31)