1万年前に地球を訪れた異星人が遺したサイボーグ怪獣。
伴侶動物であると同時に乗り物で、背中にコックピットがあり、操縦可能。

墜落事故により地中深く埋もれていたが、地殻変動により目を覚ました。自分を操縦していた主人(墜落事故で既に死亡している)を探して世界中の空を極超音速で飛び回る。

最大速度はマッハ7.0。
数百度にも達する空気との摩擦熱で外皮が膨張するため、その対策として体中に隙間を設けてある。
驚異的な動体視力を持ち、1万メートルの上空を極超音速で飛行しながら地上の人間の顔を識別できる。
特別な武器は持たないが、ソニックブーム(衝撃波)によって地上の建造物を根こそぎ破壊してしまう。

今回の怪獣は「ウルトラマンマックス」に登場した凶獣ルガノーガーの両手の先がジェットエンジンに見えるなあ…と思ったことから閃きました。ジェットエンジンからの発想なので、鳥ではなく戦闘機の怪獣です。しかしただの戦闘機では面白くないので、前進翼カナード(先尾翼)を持つアメリカの実験機、X-29(グラマン)をモチーフにしました。ネーミングはF-4ファントムやF-15イーグルで有名なアメリカの大手航空機メーカー名をもじったものです。

空想科学の世界ではこのタイプの戦闘機は意外に多く、ゲームでは「空牙」のセイレーン、映画では「ステルス」のF/A-37タロン、アニメでは「超時空要塞マクロス」のYF-19などがありますが、怪獣では初めてではないでしょうか。

怪獣伯爵夫人(妻)のワンポイントアドバイス

カラーリングは妻の意見で決まりました。「スピード感があってこの怪獣に合っている」という理由から、ご覧のような紺色を基調とした配色です。おかげでとてもシャープな怪獣に仕上がり、私もとても満足しています。「世界中を飛び回って飼い主を探している忠実な怪獣」というところが気に入ったと妻に言われました。

怪獣デザイン

(公開日:2009/04/23)