6600万年前、恐竜絶滅後の暁新世初期(ダニアン期)に、恐竜のニッチを占めるように進化・巨大化した原始的哺乳類。
デルタテリディウムの近縁種で、ネズミに似ているが齧歯類ではなく、上顎犬歯が発達している。
アラモサウルスなど大絶滅を生き延びた竜脚類を捕食していたが、それらの絶滅とともに姿を消したと信じられていた。
カモノハシのように卵生で、肛門と泌尿生殖門が分離しておらず総排出口を持つ。
また、ナマケモノのように変温動物であるが、巨体によって慣性恒温性を獲得している。
巨大化によって皮膚も非常に分厚くなり、バルカン砲すらはねかえすことができる。

食物連鎖の頂点に位置していたため個体数が少なく、化石はわずかで存在が疑問視されていたが、一部の個体が冬眠状態で生きながらえており、ときおり目覚めて人間の世界に姿を表すのだ。
江戸時代にもその姿は目撃され、旧鼠(きゅうそ)と呼ばれ、民間の伝承に残ることとなった。

怪獣デザイン

今回は、ごらんのとおりネズミがモチーフの怪獣ですが、もともとネズミの怪獣を描こうと意図していたわけではなく、ハートのような頭部を描いたら何となくネズミに見えてしまったことから、このような怪獣が誕生したのです。
実際のネズミの耳はこんなに大きくはないし、トッポ・ジージョやジェリー(トムとジェリー)だって、こんな耳の形はしていないため、これは初めて目にするカタチの怪獣だと思い、描きあげました。
厳密にいえばネズミではないので、門歯ではなく犬歯が発達しています。ただし手足の指の形状は、実際のネズミと同じにしました。

初めはありきたりに「ネズーラ」とか「ラットン」という名前を考えていたのですが、妻である怪獣伯爵夫人の一声で、ちょっとお洒落っ気のある「ララット」に決まりましたw

(公開日:2017/09/29)