フライ怪獣エビフライゴン
古い港町の一角に建つレンガ造りのレストラン「海老亭」は、代々続く老舗の洋食屋。
獲れたてのシータイガーを、粉チーズを加えたころもに包んでカラリと揚げたジャンボエビフライが名物で、全国からファンが訪れるほどの人気ぶりだ。
深夜0時、将来店を継ぐミツル青年は、今夜も一人厨房で、エビを相手に奮闘していた。彼の夢は、代々続く伝統の味を超えたエビフライを作ることだ。が、なかなか思うようにはいかず、連日の疲れで椅子に座ったまま眠ってしまった。その時だ。無造作に皿に盛りつけたエビフライの一つに手足が生え、見る見る巨大化し始めた!
美味しいエビフライを作りたいというミツル青年の情熱が、エビフライに乗り移って生まれた怪獣エビフライゴンの誕生だ!|
身長2メートルまで成長したエビフライゴンは、ミツル青年の言うことを何でもよく聞き、店を手伝うようになった。エビフライゴンの噂は瞬く間に全国に広まり、ますます多くの客が集まるようになった。
しかしエビフライゴンは、徐々に巨大化しつつあった。そして、ある嵐の晩に姿を消した…
数週間後、近くの海で漁船が何者かと接触事故を起こした。それは、身長40メートルにまで巨大化したエビフライゴンだった。エビフライゴンは直ちに危険生物と見なされ、ミツル青年の懇願も空しく、自衛隊による一斉攻撃が始まろうとしていた。
ミツル青年はエビフライゴンを助けるために、一人、無謀にも小舟で海へと漕ぎ出した。ミツル青年は聞いたことがあった。日本で怪獣が唯一平和に暮らせる島があることを。その島の名は「嫁島」。かつてポリネシアを追われた夫婦怪獣フローレ・フローラが仲良く暮らす島だ。
攻撃の時は刻一刻と迫る! ミツル青年は無事にエビフライゴンを嫁島へと送り届けることができるのか! 嫁島はここから800キロの沖合だ! 頑張れミツル! 頑張れエビフライゴン!
手掛かりは、どこまでも届くフローレの◯◯だ!
うん、美味しそうwww😋
フライ怪獣エビフライゴン | 怪獣伯爵の怪獣デザイン館 https://t.co/h51IEwwHLb
— MRB (@MRB500EX) 2019年1月16日
(公開日:2011/11/13)
こいつと戦う怪獣は、タルタルソースを吐く怪獣か、それともレモンの怪獣だろうか…と考えていたら腹減りました(*´ω`*)
まずそうに見えるより美味しそうに見えるのは嬉しいことです。
しかし怪獣は美味しそうだからといって食べてはいけない神聖なものなんです😊
(と怪獣伯爵夫人も言っています)
しかしながらタルタルソースをたっぷりかけたエビフライは美味しいですよね。レモンも体によいですし😋