長大怪獣グネグラー

全長199メートルにも達する地球上で最も体の長い怪獣。

体を伸ばして前半身を前に進め、その後で後半身を引き寄せるようにしながら前進する。
一番の得意技は、アーチ状の腹部で敵をはさんで、締め上げることだ。
頭から尻尾の末端まで遠く離れているため、体の中心部に第2の脳があり、後半身の動きを補助している(註1)。
弱点は柔らかい腹部の側から第2の脳を狙い撃ちされることだが、危険を感じると体を縮め防御態勢をとるため、容易に倒すことはできない。

グネグラーは、怪獣伯爵夫人(妻)が考えた怪獣です。
妻の頭にクネクネと体を曲げたり伸ばしたりしながら歩くシャクトリムシの姿が閃き、今までそんな動きをする怪獣は存在しなかったので、怪獣にしたら面白いだろうと妻が考え創り出しました。長い体と動きが魅力の怪獣です。
アクター2人が向かい合って入る二人羽織の怪獣ですが、場面によってアクターが前後の向きを変えたりすることによって、ツインテールのようなユニークな動きができるのではないかと思っています。

ネーミングももちろん妻で、長い体をグネグネさせて動くので「グネグラー」です。

怪獣デザイン

怪獣デザイン

(註1)神経の伝導速度は、速いものでも秒速120m程度。もしもグネグラーの脳が頭部にしかなかったら、尻尾の末端で受けた刺激が脳に到達するのに最低でも約1.6秒かかることになってしまうので、生存していく上で非常に不利であると思われます。

(公開日:2010/12/26)

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