大蝦蟇(がま)怪獣ガマブラ

今からおよそ2億5000万年前、ペルム紀から三畳紀にかけて極めてまれに生息していた両生類。
有尾目から無尾目に進化しようとする中間型の巨大生物だ。
全身から高粘度の油を大量に分泌し身を守る。
目の前を移動するものは何であろうと舌を伸ばして瞬時に捕食する。
火には弱いが火災を招くため迂闊に攻撃できない。

怪獣デザイン

今回は、ガマの油を出すといわれるガマガエル(ヒキガエル)がモチーフの怪獣です。
カエルがモチーフの怪獣といえばその名もズバリガマガエル怪獣(スペクトルマン)や大蛙怪獣トンダイル(ウルトラマンタロウ )、大蝦蟇(怪竜大決戦)に千年蟇(仮面の忍者 赤影)、カエルが突然変異した怪獣ガバラ(ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃)などがありました。
ただし初期のカエル怪獣(大蝦蟇・千年蝦蟇)を除けば怪獣らしさ、過去作との差別化を意識するあまり実際のカエルのイメージからかけ離れてしまったように思います。

そこでガマブラは、アゴの骨が突出した牙を持つフィリピンのルソン・ファングド・フロッグや、中央アフリカに生息し毛のような突起物で水中の酸素を取り込むケガエルなど、珍しいカエルの特徴を取り入れました。
また、イモリのような尻尾があるのは成長過程のカエルの姿でもあり、このように実際のカエルの姿を誇張することなく怪獣的に表現する努力をしました。

ただし顔だけはやや誇張し、1970年代に学研の「科学」で連載されていた「未来救助隊アスガード7」に登場するカメレオン型のサイボーグ・ニンジャーのように、カエルに見えるギリギリの範囲で目を飛び出させてみました。
ケロヨンもちょっと意識しています。

ネーミングは我が家の怪獣アドバイザーである妻の一声で決まりました。
ガマガエルがモチーフなので「ガマの油」=「ガマブラ」です。

(公開日:2009/01/30 最終更新日:2026/08/12)

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