釣鐘怪獣ゴンロン
大晦日の夜に日本上空に現れる巨大な釣鐘の怪獣。
太平洋戦争時に鋳潰された大量の釣鐘の魂と、釣鐘を愛した人々の想念が集まって生まれた怪獣だ。
撞木（しゅもく）のような尻尾で鐘を打ち鳴らし、鐘の音を北海道から沖縄まで鳴り響かせる。鐘の音はテレパシーとなって瞬時に日本中の人々の心に届き、人々の心から煩悩を取り除くのだ。
煩悩（マイナスエネルギー）はこの怪獣のエネルギー源となるが、人間のさまざまな感情を吸収するため、怪獣の四つの顔は常に喜怒哀楽の表情を浮かべている。マイナスエネルギーは放置すると怪獣出現の引き金となるため、この怪獣は他の怪獣の出現を未然に防ぐ役目をも負っているのだ。
平和を愛し戦争を憎んでいる。
全身が空対空ミサイルも通用しない強固な金属製だが、邪魔物は尻尾で叩き落とすこともできる。
今回の怪獣は、ごらんのとおりの除夜の鐘をテーマにした怪獣です。
「ウルトラマン80」第1話における主人公・矢的猛の台詞に「僕は、醜い心や悪い心、汚れた気持ち、憎しみ、疑い、そういったものが寄り集って怪獣が生まれてくるんだと思います！」（註1）というものがありますが、ゴンロンは年に一度、そういった「悪い心」を人々から吸い取ってくれるのです。
ネーミングは鐘の音を表す「ゴン」と、山のように大きな怪獣なので山を表す「崙（ロン）」を組み合わせました。
（註1）
「ウルトラマン80」第1話『ウルトラマン先生』より。
「ウルトラマンメビウス」第41話『思い出の先生』では、この「悪い心」のことを80自らマイナスエネルギーと称しています。
（公開日：2014/12/31）
船倉の犠牲となって生まれた怪獣ながら、マイナスエネルギーではなく人々の想念という暖かな力が元なので、心温まる能力を持っているのですね。
喜怒哀楽の表情もどれもそれぞれかっこかわいくて素敵です( *´艸｀)
— ウルトラキラー@イラストコーナー (@kakikakikaijyu2) December 28, 2022
ウルトラキラー@イラストコーナー様。
ありがとうございます！
喜怒哀楽の表情を差別化するのに少し手間取りましたが（特に喜と楽）気に入っていただけてとても嬉しいです。— 怪獣伯爵＆夫人 (@hakushaku_ke) December 28, 2022
人間の感情由来とはいえ、怪獣の「表情」というのは中々書き表すのが大変そうですね💦
— ウルトラキラー@イラストコーナー (@kakikakikaijyu2) December 29, 2022
表情があるなんてまるで人間みたいですが、そんな人間臭さが怪獣の魅力ではないかと私は思うのです。
— 怪獣伯爵＆夫人 (@hakushaku_ke) December 29, 2022
怪獣伯爵＆夫人、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。ずしんとくるメッセージを感じる怪獣ありがとうございます😍
— 東野さとし（さんちゃん） (@sandae2356) January 1, 2023
さんちゃん、明けましておめでとうございます。
私の怪獣を気に入って頂きありがとうございます。
今年も怪獣デザインに精進したいと思っております。
よろしくお願い致します。— 怪獣伯爵＆夫人 (@hakushaku_ke) January 1, 2023
