眼鏡怪獣メガラ

太陽系で最も太陽に近い惑星、水星に、太古の時代に漂着し適応進化を遂げた宇宙怪獣。

地球の4.59~10.61倍ともいわれる強力な太陽光線から眼を守るために、眼の周囲にメガネのような形状の特殊な偏光レンズが発達している。
レンズの硬度はダイヤモンドに匹敵し、紫外線や反射光をカットするだけでなく、あらゆる熱や攻撃からも眼を守るのだ。

武器は両眼から発する破壊光線。装甲車も一瞬で溶かすことができる。
また、水星の極端な昼夜の温度差(昼間の温度ははセ氏400度以上、夜間はマイナス100度以下)から身を守るために、皮膚が鋼鉄のように分厚く頑丈になっている。

水星の豊富な資源を求める人類の前に立ちはだかる宇宙の猛威だ!

怪獣デザイン

今回の怪獣は、放浪宇宙人ペガッサ星人(ウルトラセブン)や金属人間メタリノーム(キャプテンウルトラ)と同様に、両眼が頭部から飛び出したデザインの怪獣ですが、これらに影響を受けて考えついたわけではなく、ジャッカルのように大きな耳の中に、もしも眼があったらどんな姿の怪獣が出来るだろうか?と思ったことから誕生しました。

なので、メガネのように見える部分は、もともとは耳の形をしていたのです。

私は、よい怪獣デザインとは記号のようなものだと思っています。
今回の眼鏡怪獣メガラも、どんなに簡略化しても、子供が描いても一目で他と見分けることができる特徴あるデザインを意図して描きました。

(公開日:2015/04/15)

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