地底植物ネローザ

生存に適した環境を求めて地中を移動する植物怪獣。
幼体は先端の蕾をドリルのように回転させ、地中を掘り進む。
寒冷な気候を好み、冬が来ると地上に芽を出す。
十分に根を張ると根土(ねつち/根のまわりの土)で体を形作り、地上を動き回る。
根の中に光受容体(ロドプシン)が存在し、「眼」としての機能を果たす。
巨大な赤い花を咲かせ、超低温の白い花粉を撒き散らし周囲を凍結させる。
再生力が強く、根の一部からでも完全な植物体へと再生できるため、倒すのは非常に困難な怪獣だ!

怪獣デザイン

今回は怪獣史上初、地中を移動する「地底植物」の怪獣です。
また、今までの植物怪獣といえば、そのほとんどが、草花の土から上の部分だけを怪獣化したものばかりでしたが、ネローザは根っこの部分を強調している点が一番の特徴です。
ただし「MM9」に登場する怪獣5号・メガドレイクも根っこを強調したデザインではありますが、メガドレイクとネローザの一番の違いは、ネローザは根っこに土の塊がくっついて、体を形作っている点です。
ホームセンターでポリポットに入った植物の苗を買ってくると、根っこに土がくっついていますが、そこから発想しました。

(公開日:2012/01/27 最終更新日:2024/07/09)

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