徳島県に現れたしいたけの怪獣。
古来、山岳信仰の対象とされ徳島県のパワースポットといわれる剣山(つるぎさん)に自生するしいたけが、長い年月をかけて山から発生する神秘のエネルギーを吸収して怪獣となったのだ。
普段は地中で全長数十キロメートルにもおよぶ菌糸体の状態で生存しているが、繁殖時になると怪獣形態(子実体)となって地上に現れる。

体の成分はしいたけと同じでビタミンC、カルシウム、食物繊維、レシチン、エリタデニンに富む。
全身が菌糸体の集合で、傷つけられてもすぐに元にもどることができる。
頭部と尻尾のひだの部分からは胞子を撒き散らす。
胞子は成長すると再びしいたけとなって生えてくるが、放置すると怪獣化する恐れがあるため、巨大化しそうなしいたけを見つけたらすぐに食べなければいけない。
(栄養満点のしいたけを食べて日本中の人たちが健康になった)
怪獣は胞子を撒きつくすと再び菌糸体の状態にもどり地中へ還ってゆく、いつか再び怪獣となって現れる日まで。

怪獣デザイン

今回はしいたけ(の断面)がモチーフの怪獣です。
しいたけの仲間であるキノコ類には、しめじ、えのき、まいたけなどいろいろなものありますが、断面がこのような形になっているのがしいたけの特徴。
従来のキノコ怪獣といえば、すべてカサをかぶったものばかりで(註1)、キノコで有名なホクトのキャラクターも同様にカサをかぶっています(このような形のキノコ怪獣は初めてだと思います!)。
ネーミングは西日本一帯でキノコを表す方言「茸(なば)」に由来。
ちなみにしいたけには生しいたけと乾しいたけの2種類があって、生しいたけは前述の徳島県が第1位、乾しいたけは大分県が第1位ということだそうです。
子供の頃はツルンとした食感と独特な味と匂いが苦手なしいたけでしたが、もちろん今では怪獣に描いてみたいと思うほどの大好物です。

(註1)

キノコ怪獣マシュラ(ウルトラマンタロウ)や寄生怪獣バッカクーン(ウルトラマンネオス)など。

(公開日:2020/02/23)